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合併処理浄化槽

 家庭から出る全ての生活排水(トイレ、台所、お風呂、洗濯等から出る全ての雑排水)を浄化するものです。
 浄化は水中の微生物の働きによって行われますので、微生物がきちんと働けるように、業者による定期的な保守点検(水質検査や薬の投入、 抜取清掃)を始め、
@御家庭から油や固形物を流さない。
Aトイレからトイレットペーパー以外の異物を流さない。
B便器等の掃除には、劇薬や微生物を殺すような薬剤を使わない。
C浄化槽の電源は切らない。
Dマンホールの上に物や車のタイヤが乗らないようにし、蓋はきちんと閉めておく。
などの維持管理が必要です。

  又、宅地内には防臭ますが設置されており、そこで油や食べかす、 石鹸・洗剤などをためて、浄化槽に入るのを防いでいます。

 【各ご家庭での保守】
★定期的に防臭ますの蓋を開けて、汚れがたまっていないか確認して下さい。長い間放置しておくと、油と石鹸などが固まって、流れにくくなってしまうことがあります。掃除方法はサブメニューの宅地内の防臭桝(清掃方法)からご覧下さい。
★台所や洗面所から悪臭がする場合は、防臭ますの臭い止めが、はずれているのかもしれません。
 そんな時も、防臭ますの蓋を開けて、はずれていないか確認してみて下さい。
★ブロアがきちんと動いているか?
 ブロアというのは、浄化槽の汚れた水の中に空気を送り込んで微生物による有機物の分解(水をきれいにすること)を促す働きがあります。何らかの故障で動かなくなっていたり、電源が抜けていたりすると、悪影響が出てきますので、異常がある場合は保守点検業者にご連絡下さい。

単独処理浄化槽

 トイレからの汚水のみを処理する浄化槽です。台所や風呂などからの排水 はそのまま水路や河川に放流されます。平成13年4月1日以降は、新規で設置する ことはできなくなっています。
 現在の浄化槽法では、合併処理浄化槽だけが浄化槽とされ、単独処理浄化槽 はみなし浄化槽と分類されています。

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